対 局 規 定

(2023年改訂)

日本将棋連盟新潟県支部連合会


  基本的には下記の規定により行うが、その大会の審判長が定めたものを最優先とする。

1 対局のルール
   ・対局はすべて平手戦とする。
   ・先後の決定は振り駒(歩5枚)で行う。
2 持ち時間
   ・持ち時間は、会場使用時間を考慮し主催者が決める。
    また、大会運営上途中から持時間を変更する場合がある。
   ・持ち時間が切れたら、一手30秒の秒読みとする。
3 対局時計
   ・対局時計の位置は後手の権利とする。
   ・ボタンは着手完了後に指した手で押すものとする。
   ・時間切れは負けとする。(特に全国大会予選は無条件)
4 反則の処置
   ・反則を犯した対局者は即負けとする。
    ただし、投了した場合は投了優先とする。
    なお、記録がある場合は記録を優先とする。
    (二歩、行き場のない駒の着手、打ち歩詰め、行けない場所への
     着手、二手指し、王手放置など)
   ・対局者以外の第三者は反則を指摘してはならない。ただし記録係は
    この限りではない。
   ・反則に関する裁定を求める場合は、その局面が現存すること。
5 千日手の処置
   ・同一局面が4回現れた時点で「千日手」とし、指し直しとする。
    先後は入替え、時計の位置は変えず持ち時間は残り時間で行う。。
   ・連続王手による同一局面4回は、王手している者の負けとする。
   ・再千日手は、大会運営上、抽選で勝者を決める場合がある。
6 持将棋の処置
   ・互いに玉が敵陣に入り、どちらも相手の玉を詰ます見込みが
    なくなった場合は持将棋とする。「入玉将棋の宣言法」は採用しない。
   ・持将棋の場合、大駒5点、小駒1点とし点数が多い方を勝ちとする。
    同点(27点ずつ)の場合は後手の勝ちとする。
7 対局・観戦マナー・待った(負け)、助言は禁止とする。
   ・大会運営を妨げる者に対しては審判長が退場を命じることがある。
8 最終判定 
   ・対局中にトラブルが発生した場合は、時計を止めて審判長を呼ぶ。
   ・対局中の本規定にない不測のトラブルについては、両対局者その他と
    紳士的に協議し、最終判定は大会審判長が行う。
   ・両対局者は大会審判長の判定に従わなければならない。
9 その他
   ・電子機器活用の着手は即負けとする。
○ 対局規定に従い、お互いに紳士的、友好的に気持ち良い対局をしましょう
○ 基本的マナー励行 「お願いします」「負けました」「ありがとうございます」